NAME FORMAGGIA(フォルマッジァ) EXPLAIN 価格100万円程度
ヴィットリオ・フォルマッジァ

クレマ 1998年作 ヴァイオリン
北イタリアのオペラハウスの楽員たちが、買い求めるのもうなずける。
素直で明るく抵抗感のない鳴りを持っている。 
明るいオレンジニスで側板から裏板ネックの木目が浮き立って見える。

ネック部分 背面

制作者紹介
ヴィットリオ・フォルマッジア
 1960年生れ、今年39才。クレモナ市よりローカル線で30分ほどミラノ寄りの北方へ行くと、田園地帯にCREMAという小さな古い町がある。そこに三人のヴァイオリン職人が在住し、三人とも相当な名工として、知る人ぞ知る存在である。Vittorio Formaggiaは諸外国の楽器商や弦楽器奏者にはほとんど知られていない。クレモナの学校を卒業し、型通り先輩の製作家工房(G.スコラーリ)に入って何年か修業して独立。これといったコンクール入賞歴はないが、作品は今日までVn、Vla、Cello 通算250点、チェロだけでも60台以上を建造し、作品の大部分はイタリア国内の職業弦楽器奏者に口コミで売れていて、その中には一流歌劇場管弦楽団の楽士も含まれている。彼の誉めるべき特質は「謙虚さ」といえるだろうか。誰にでも自作への意見を求めつづけている。その音を「古風」と評する人もいるが、そう言えば彼はリュートなども得意としているようだ。しかし、決してただ古風なのではない、そのヴィオラやチェロの音色は典雅で内省的で高貴な深い味わいが魅力なのである。彼の低音楽器に「土臭い」あるいは「チョコレート色」の音色を求めるのは筋違いと思われる。
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